東レに対する株主提案
弊社の株主提案の内容は以下の通りです。
株主提案.上場子会社の管理に係る定款変更の件
(株主提案についての詳細はこちら をご参照ください。)
株主提案の趣旨-東レに親会社としての責務を果たしていただくこと-
東レの村山代表取締役は、蝶理を「良い会社」だと評しています(詳細はこちらをご参照ください。)。しかし、東レにとっての蝶理が「良い会社」であったとしても、蝶理の少数株主にとっての蝶理は「良い会社」ではありません。
そもそも、親子上場の親会社取締役には子会社の価値の維持向上を図る責務があります(詳細はこちらのトピック②をご参照ください。)。しかしながら、蝶理の株主価値は増加しておらず(蝶理の当期利益は増加しましたが、自己資本を積み上げる資本政策を採用しているため。詳細はこちらをご参照ください。)、東レの取締役が責務を果たしているとは言えません。
そこで、弊社は、親会社の取締役としての責務を果たしていただくために、経済産業省が2019年に取りまとめたコーポレート・ガバナンス・システム研究会(第2期)の報告書(詳細はこちらをご参照ください。)において提起している、「上場親会社に求められる上場子会社に関する対応」を実践していただくことを提案しています。
トピック:グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針(グループガイドライン) エグゼクティブ・サマリー |
(出所:グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針(グループガイドライン) エグゼクティブ・サマリー18頁より抜粋、黄色マーカーは弊社加工) |
株主提案に対する賛成比率
株主提案に対する賛成比率は以下の通りです。詳細はこちらをご参照ください。
(出所:臨時報告書より弊社作成)